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アフリカ旅の悪戯

の悪戯・・・・
私はこれまでどのくらいの旅の悪戯を書いただろうか。 それはそうと、7年越しの夢であった国、今回はケニアの旅である。新入社員の頃エミレーツ航空に乗ってケニアに行きたいと、そして帰りにドバイに寄ってリゾートもなんて淡い夢を持っていたのが思い出される・・・・しかし、今回のルートは残念ながら違ってしまった。 キャセイパシフィック航空で香港乗り継ぎ・バンコク経由・ムンバイ(昔のボンベイ)そしてナイロビというルートで行ってみた。

発の日は台風が東京に直撃の日で嫌な予感はしていたものの成田出発からバタバタ騒ぎであった。 当日成田空港に到着するなりキャセイパシフィック航空は台風のためフライトキャンセルになり急遽別便で香港へ・・・・・・香港での乗り継ぎも短くなりゆっくりしている時間も無かった。
更に運の悪いことにインドに行く飛行機は満席状態で体の大きなインド人に挟まれエコノミークラスの席は更に小さくなってしまった。この状態をどのように表現すればと考えたが、隣のインド人のわき腹が肘掛を越えて私のシートに侵入してくるのである・・・・これには本当にびっくりしたし疲労困憊であった。 ムンバイ到着後乗り継ぎとなるが、ここでも注意が必要必ず荷物のチェックをするのだが中身まできちんと確認をしましょう。(後で大変な事態が起こってしまうのです・・・)行きに関しては乗り継ぎ手続きも上手くいき、いざナイロビへ・・・・ナイロビ到着は早朝到着した。家を出発して30時間後のことである。

ケニアで出会ったキリン
▲ケニアで出会ったキリン

はそのままアンボセリ国立公園へ、ドライバーのンジョルゲさんと4時間のドライブ。 今までケニアにはキリンがたくさんいることはもちろん知っていたが、本心ではキリンは動物園にいるものだと思っていたのでびっくりしたと共に嬉しかった。 最初の2時間は順調に舗装道路をかっ飛ばし、タンザニアとの国境地点からは赤い土のガタガタ道を2時間やっと国立公園のゲートに到着した。しかし、ここで到着ではないのである。ゲートからロッジまでは更にガタガタ道を10KM走る。

野生の食物連鎖
▲野生の食物連鎖

さっきキリンを見て感動してたらすぐに小動物やシマウマ・ヌー(すぐに食べられてしまう動物)がたくさんいて、まさに野生の王国といった感じである。
生の王国には当然食物連鎖も顕著に見られた。ライオンやチーターのハンティングは見られなかったが、たくさんのハゲワシが倒れているシマウマのお腹を啄ばんで食事をしていた。テレビで見ると何かすごいと思うが、直接見るとグロテスクで少し引いてしまった・・・

アンボセリ国立公園の風景
▲アンボセリ国立公園の風景

の時期アンボセリには水が少なくホテルまでは干上がった湖の中を突き抜けてロッジまでショートカット!!
宿泊ホテルはオルトカイロッジというロッジでホテルからは広大なサバンナと天気が良ければ名峰キリマンジャロが堪能できる。昼は雲が多くてあまり見ることができないが、早朝とかには見れる可能性があるので、その日はゆっくりと日本では考えられないくらい早い時間に床についた

朝のキリマンジャロ
▲朝のキリマンジャロ

早朝は気分良くすっきりと目が覚めた。日が昇るか昇らないか位の時間で、少し靄があったけどその日は太陽がキリマンジャロの頂上の雪を赤く染めて姿を現してくれた。最近「あいのり」というテレビ番組でキリマンジャロが出ていたので見れたときには感動した。

ケニア国立公園で出会った珍しい動物~ボンゴ
▲ケニア国立公園で出会った珍しい動物~ボンゴ

の国立公園はケニア山国立公園である。ケニア山国立公園はその名のとおりケニア山のにある国立公園だが、こちらも天気が良ければケニア山を見ることができる。残念ながら私は山を見ることができなかった。 ケニア山国立公園は赤道直下にある国立公園で、北半球と南半球をまたいで立つことのできるホテルまである。
そのひとつにマウントケニアサファリクラブというホテルであるが、広大な敷地をもつプライベート動物保護区と言ってよいだろう。また、このホテルは動物の孤児を一旦引き取り飼育し野性に戻す取り組みも行っていてチーターや野生では珍しいボンゴなども見ることができる。

驚き!白くないシマウマ
▲驚き!白くないシマウマ

さらに驚きなのが、白くないシマウマがいることである。これは、普通の馬とシマウマの人口交配によるもので、シマウマは白いという私の固定観念を打ち砕くものだった。
ケニア山国立公園のあとはフラミンゴで有名なナクル湖国立公園である。どれだけいるのかわからないくらいの綺麗なピンクのフラミンゴが湖に群生していた。この感動は見るものにしかわからないだろう。この国立公園は必見の場所である。 フラミンゴ以外にもこの国立公園は白サイも有名で、運良くサイの数メートルまで近寄ることができた。

後はケニアで最も有名であるマサイマラ動物保護区だが、とにかく広い!!
ここでは象・ライオン・チーター・ヒョウといった大型であまり頭数がいない(いわゆる食物連鎖の頂点にいる動物だ)貴重動物を見ることができる。 ここまで来るまでに象・キリン・(檻の中にいたチーター)・サイ・バッファローは見ることができたが、ライオンだけはまだ見ていなかったのでとても期待していた。 結果がどうだったかは後ほどご報告させていただくとして・・・・
マサイマラ動物保護区では7年前から泊まりたくて仕方が無いホテルがあった。 ムパタ・サファリ・クラブである。 7年前このホテルのパンフレットを見ていつかはと思っていたので宿泊できるとなったときは嬉しくてしょうがなかった。 もちろん宿泊してみてレストランやその他の施設のお洒落さには「何でこんなすごいロッジがアフリカのしかもサバンナの中に?!」と言う感じである。 特にホテルのスィートルームにはジャグジーまであるのでゆっくりとサバンナを眺めながらゆっくりするのも良いだろう。

うひとつマサイマラでやりたいことがバルーンサファリである。 熱気球に乗ってサバンナを空から眺めるという大自然ならではの醍醐味のあるサファリだ!!アフリカの旅も終盤でホテル廻りなどをこなし体力的には疲れ気味な部分もあったが、早朝4時起床でいざ出発!! 6時には熱気球の出発地点に到着。バーナー噴射でどんどん気球は膨らみ30分後私は空を飛んだ。 アフリカは暑いと思いがちだが、早朝のアフリカは寒いのだ。朝焼けが美しく、だんだん太陽が上がり少しずつ暖かくはなるが防寒はきちんとした方が良い。 空の旅は1時間ほどで終了で料金的にも高いが、この1時間は決して日本では味わうことのできない経験だしそれを忘れさせてくれるくらいの大満足である。迷ったら絶対乗るべきである。
お楽しみは空の旅だけではない!!着陸した後は気球に乗ったメンバーとシャンパンで乾杯し朝食をサバンナのど真ん中で食べる!!これもいつも日本のビルの谷間で過ごしている日本人にとっては代えがたい経験である。

こでひとつお詫びが・・・・・ バルーンサファリでご一緒した皆様に・・・・実は私帰国時にカメラを盗難に遭いました関係で皆様とお約束させていただきました写真をこのコラムに掲載することができません。申し訳ありません・・・・・
ここで、冒頭でお話させていただきました荷物チェックのお話です。 今回のルート弊社ツアーでも利用するルートであるが、ムンバイで荷物をチェックしなくてはいけないのだが、遠くから係員に「あれか?」と聞かれても必ず荷物のところまで行き中身をチェックしましょう。 私はそれを怠ったおかげで日本帰国後荷物を開けて大ショック!! スーツケースにしまってあったカメラバッグを開けるとカメラ本体のみ抜かれているではないか!!(サザエさんのとあるシーンのように、あるはずのカメラは罫線で描いたように3次元に点滅していました) 正直落ち込みました。 ですから皆さんはチェックしてください。 経験者は語っているのですから・・・・・(自分は大丈夫とは思わないで下さい)
話は元に戻るが、バルーンサファリ終了後メンバーはそれぞれのロッジ・空港へと帰っていったが、どの人も素晴らしい経験をして笑顔でいっぱいだった。 私もそのときは満足感で満たされていた。(ある現実を思い出す前までは・・・・)

常ムパタサファリクラブのある場所はナイロビから飛行機で45分の場所にあるのだが、私は車で同日にナイロビに戻らなくてはいけなかったのだ。 現実に戻った後はホテル廻りと約10時間のロングドライブ・・・・ 最終的に今回のケニア旅行での走行距離7日間で2,500KMとドライバーのンジョルゲさんは教えてくれた。 アフリカってとてつもなく大きくまだまだ見ていないところがたくさんあるだろうと実感させられる。 ただし皆様におことわりしておくが、今回の私のアフリカ旅行はホテル廻りをしなければ十二分に楽しめるものである。
事実この旅行でアフリカが嫌いになったのではなく、7年前に抱いていた私の夢が今度は全てプライベートで行きたいと夢が変化しただけなのだ。 それから、結局見ることができなかった野生のライオンをこの目で見るという新しい夢を付け加えて・・・・・・
山下 尚宏 (2004年10月)